Popy

ニューヨーク市のConsensus会議で最もイケてるブロックチェーン新興企業

何千人もの企業家と技術者が、NYC Blockchain Weekのためにニューヨーク市へ駆けつけた。目立った前途有望な企業は以下の通り。

ニューヨーク初のBlockchain Week(5月11~17日)は、多くの会議、イベント、会談を特徴としているが、規模が最大なのはConsensus会議である。ミッドタウンマンハッタンのホテルに8,000人の出席者が押し寄せる際に、あなたは何を得るだろうか。単独のブロックチェーン・仮想通貨会議としては最大のイベントをニューヨーク市は体験している。

Consensusでは、注目されている分散型テクノロジーを心から歓迎する展示会場を設けている。会場には仮想通貨に関する配布物が並び、世界各地の企業ですっかり混雑していた。最も前途有望で革新的な(場合によっては一風変わった)新興企業を見つけるために、私たちは会場を歩き回った。

Propy

Propyはブロックチェーン新興企業で、私が常に思っていることだが、彼らの最も興味がそそられるユースケースのひとつにスマートコントラクトが使用されている。それは土地権利である。Ethereumのネットワーク上に構築されたPropyは、分散型土地権利登記所を備えた世界的な不動産マーケットプレイスで、ユーザーはアジア、ヨーロッパ、アメリカ各地の不動産を購入することができる。ここで重要なのは、ブロックチェーン取引による円滑な権利証書譲渡を確実におこないながら、Propyはどのように国境を越える決済を推進するのかということである。Propyは現在、世界規模の試験プログラムを2件、ウクライナとバーモント州で保持している。文書業務を全て自動化する取引ツールも同社は作り上げている。

CryptoCarz

CryptoKittyが『ワイルド・スピード』に出会う。CryptoCarzはバーチャルリアリティー対応のマルチプレイレーシングゲームで、各車両はCryptoKittyと同じ方法でEthereumブロックチェーン上の資産と結び付いている。.

ゲームソフトウェア新興企業Blockchain Studiosが開発したCryptoCarzは現在、概念実証用のデモ版であるが、VRのショールーム内で歩き回って何台かのCryptoCarzを見ることは可能である。VRゲームはUnreal上に構築されているので、さまざまなヘッドセットが使えるクロスプラットフォームとなる。

来月には20のカーモデルと650枚のトークンによる初のオークションが開催される予定で、ユーザーはブロックチェーンベースの自動車を購入して自分のEthereumウォレット内に保持することが可能である。最終的な同社の希望は、ユーザーが車両を改良してレースをおこない、完全なeSportsマーケットプレイスでそのユーザーがトークンを使用して賭けをおこなうことである。『ワイルド・スピード』のようにCryptoCarzはVRの世界を作り上げることを望み、そこであなたはレースに負けると車を失うことになる。

Gem

Gemは、仮想通貨ポートフォリオを管理する一体型の仮想プラットフォームである。このスタートアップ企業は23の取引所を一体化してCoinbaseやKrakenなどにある資産を全て管理し、残高の記録、新コインの発見、さらに仮想通貨の税金支払いの手伝いもおこなう。Gemは取引をサポートしているが、カストディサービスをおこなわないマルチアセットウォレットを開始して、ユーザーフレンドリーなプラットフォームにコインを保管することも長期的に目指していると述べていた。 今月、Gemはプライベートのベータ版の状態であり、夏に正式に開始される予定である。

BlockGrain

このオーストラリアの新興企業は穀物供給チェーン向けのブロックチェーンで、創造的な方法でConsensusでもトークンセールスを宣伝している。BlockGrainは生産者、穀物業者、バイヤー、物流業者を結び付け、穀物の貯蔵、輸送、契約を記録する。このブロックチェーンは農家も対象にしている。

Cinematix.io

Cinematix.ioは映画製作者を対象にしたブロックチェーンプラットフォームで、ICOをおこなって彼らの映画のためにクラウドファンディングを実施する。Cinematixは CINXと呼ばれるトークンを使用し、仮想通貨のクラウドファンディングを実施して映画が製作された後に資金を支払う。 この夏にICOがおこなわれる予定である。

Decenturion

Consensusで私が話をした全てのスタートアップ企業の中で、Decenturionは最も既存の枠組みにとらわれていなかった。この企業は、ブロックチェーンの企業家、投資家、愛好家に向けて「自律した分散型社会」を作り上げている。 DecenturionはEthereumベースのユーティリティトークンと物理的な実際のパスポートを発行し、世界各地のイベントへの参加が可能になる。これが何かまだお分かりではない?ウェブサイトには、Decenturionは「直接民主制という手段により支えられている経済を備えた初の分散型国家である。住民は国家に税金を支払わず、全ての資産は無料で住民に分配される」と説明されている。人々に力を…ということなのだと私は思う。

SALT Lending

SALT Lendingは、ブロックチェーンが支援するローン向けの会員制借り入れプラットフォームである。KYC(本人確認)とAML(アンチマネーロンダリング)の審査・順守対策を使用して、SALTはあなたの仮想資産を保持してさまざまな不換通貨を支払う。これは、ブロックチェーン資産を担保にして返済を管理し、HODLしているコインを実際に売る必要がないまま。活動を監視する方法である。

BlockMedX

BlockMedXはEthereumブロックチェーン上で電子処方される予測分析プラットフォームで、処方箋の不正と悪用に立ち向かう。オースティンにあるこの新興企業は、ブロックチェーンベースの無数にある全体論的医療ソリューションよりもさらに的を絞ったアプローチを講じて、電子処方箋の高まる需要に集中する。このプラットフォームは医師・薬剤師用のアプリを使って身元と安全性が保たれ、処方箋が処方、調合、管理される。同社はHIPAA(医療保険の相互運用性と説明責任に関する法令)に準拠することを目指し、試験をおこなって実行できるようにしているところである。BlockMedXは追加資金を調達するため、この夏にトークンセールもおこなう。

Dominode

Dominodeは、私が出会った中で最も成熟したブロックチェーン新興企業の1社である。ギャンブル、医療、航空などの業界で、同社は規定されたアイデンティティ管理をおこなっている。許可を得たEthereumブロックチェーンに基づき、あなたはDominodeアプリからデジタルパスポートを与えられて、複数の機器でデジタルアイデンティティを安全に共有することが可能となる。ブロックチェーンベースの方法を使った医療ディレクトリ内の医師の住所変更 など、資格の発行やプロジェクトに関してLexisNexisとも提携している。

Enosi

Enosiはオープンソースコミュニティのエネルギープラットフォームで、ブロックチェーンベースのポータルサイトにより消費者はエネルギー源を選択し、 スマートコントラクトを使って電気の料金と使用の管理をおこなうことを可能にする。このオーストラリアにある新興企業はICOをおこなってプラットフォームの資金調達をする予定で、そこではJOULSと呼ばれるトークンが使用されてプラットフォームにアクセスし、マイクログリッドや既存のエネルギー企業と関わることなく地域のエネルギー需要を管理する。

Vevue

Vevueはやる気を起こさせるピアツーピアのビデオネットワークで、Qtumblockchain上に構築され、特定のマルチメディアコンテンツを作成するために、あなたはビデオをアップロードしたり近隣の要望に応えたりしてトークンを稼ぐ。Vevueは1月にICOをおこない、トークンリクエストシステムと近隣ユーザーのライブマップを備えた実用的なウェブサイトとモバイルアプリを保有している。同社は史上初となるブロックチェーンベースの映画公開もこの夏におこなう予定で、Vevueのプラットフォーム上でインディーズコメディ『No Postage Necessary』が封切られる。

Interbit

Interbitは、自社のブロックチェーンネットワークを新規で作り上げた。BTL Groupにより所有されているInterbitブロックチェーンはまだ数週間しか稼働していないが、魅力的なマルチチェーンアーキテクチャを特色にして、さまざまなInterbitチェーン内でデータを分離させることができ(他のブロックチェーンネットワークではない)、さらに同社はチェーン間でその状態を共有する特許を申請している。そのコードもフロントエンドでは純粋なJavaScript、バックエンドは Node.js で書かれているので、同一コードがブラウザー内で実行されてそのブラウザーがブロックチェーンノードになることが可能である。Interbitは自社のStarting Blockアクセレレーターも保有し、その拡張可能なブロックチェーンインフラ上に分散型アプリ(DApps)を構築することを開発者に奨励している。

将来のブロックチェーンにおけるHyperledger

詳細については、Mobile World Congress (MWC)で基調講演をおこない、ブロックチェーンに関する広範囲なディスカッションで PCMagスタジオをどよめかせた、Hyperledgerのエグゼクティブディレクター、Brian Behlendorfとのインタビューをチェックしてほしい。

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