Facebookに当初、投資したことで知られるシリコンバレーのベンチャー投資企業、Founders Fundは新たな報道によると、仮想通貨の世界へ足を踏み入れようとしている。
著名な投資家であるPeter Thielにより共同で設立されサンフランシスコを拠点にしているFounders Fundは最近、そのいくつかの基金により1,500万ドルから2,000万ドル分のBitcoinを購入していると、匿名の情報筋を引用してWall Street Journalは報道した。
取引がいつおこなわれて、そのデジタル資産のいくらかは現在、売却されているのかについては完全には明らかになっていないが、報道によるとその企業が持つ基金のひとつは2017年半ばには投資を始めていた。
このためFounders Fundは今や投資家に対して、見返りが数百万ドルになることを繰り返し宣伝している。
グッドタイミング
CoinDeskのBitcoin価格指数によると、Bitcoinは2017年の5月から7月には大体2,000ドルから3,000ドルを保っていたが、過去6か月間で目覚ましい成長を見せ、12月には史上最高の20,000ドル近くに達した。
しかし、このニュースは世界初の仮想通貨としてPayPalを以前、支援した億万長者の共同創設者にとっては、全く予期しないことではないかもしれない。
CoinDeskの報道ではThielは昨年10月、 批評家たちはBitcoinを仮想通貨として「過小評価」していて、日常の支払方法としてよりも長期的に価値を保存するものとしての可能性が高いという点で、Bitcoinは金のようであると思うと述べたとされている。