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非技術的な理由により、ビットコインのマイナーたちがSegwitを拒絶

The Merkleに「Bitcoin Miners are Rejecting Segwit For Non-Technical Reasons」という記事が掲載されました。

これは、「非技術的な理由により、ビットコインのマイナーたちがSegwitを拒絶」という意味になります。

 

英語が分かる方は、こちらから記事をご覧ください。

Bitcoin Miners are Rejecting Segwit For Non-Technical Reasons

 

 

日本語訳を下記にシェアします。

 

非技術的な理由により、ビットコインのマイナーたちがSegwitを拒絶

ビットコイン・コアの開発チームによるSegregated Witness (Segwit) のトランザクション展性の修正は、バリー・シルバートが率いるデジタル・カレンシーグループと、ビットメインなど他の大手マイニングプール企業57社により提案され、Segwit2x への圧倒的な支持を考えると、マイナーたちが反対しないことは明らかになってきています。

Segwit2xのアクティベーションに対するハッシュレートシグナリングは、この原稿執筆時には90%を上回っています。この提案には、Segwitのアクティベーションに向けて9月までに80%の閾値を得ることと、その6か月後にはブロックサイズを2MBへ拡張するハードフォークの実行が伴います。この提案の重要な要素はSegwitのアクティベーションであり、マイナーたちから90%の支持を得ていることを考慮すると、彼らがSegwitのアクティベーションに賛成していることは非常に明白です。

 

マイナーによるSegwit2xへの91%の支持は、ブロック拡張に対する今までで最も強力な合意を示しています。大変な仕事の始まりです。https://t.co/ZyJ6YYr17E

— マイク・ベルシェ (@mikebelshe) 2017年6月22日

 

マイナーたちから要請されたひとつの条件は、ブロックサイズを2MBへ拡張するハードフォークの実行であり、それは2016年2月に規定された香港でのスケーリング合意に基づいています。Segwitのアクティベーションにより予想される75%のブロックサイズ最適化と、ライトニングなどセカンドレイヤーの支払いチャンネル経由による追加スケーリングは、ビットコイン業界とユーザー基盤の爆発的な成長に対処するには十分でないと、大半のマイナーたちは感じています。

しかし、Segwit2x への支持が急速に増えていることで、マイナーたちは技術的な理由によりSegwitに反対しているのではないことを、業界やコミュニティに対して証明しています。実際に、大手マイニングプール業者のViaBTCは先日、以下のように発言しました。

「Segwitを拒絶する主な理由はビットコイン・コアのロードマップによるものであり、技術的なことではありません」

ViaBTC の開発チームはビットメインのAntpoolなど中国にベースを置く多数のマイニング企業と共に、ビットコイン・コア開発者チームによるロードマップの受け入れができないため、Segwitに反対していることを明らかにしました。特にViaBTCは、スケーリングソリューションとしてSegwitを使用するビットコイン・コアのロードマップは承認できないというブログ記事を、今年初めに投稿しました。

「Segwitは、トランザクション展性のソフトフォークソリューションとして、キャパシティの問題を解決できません。ビットコイン・コアのメンバーによる公式声明によると、彼らはこの件を重要視しませんでした。アクティベーション後に、Segwitが新たなトランザクションフォーマットでブロックサイズをわずかに拡張できるとしても、ビットコインネットワークの成長需要に対してはまだかなり遅れています」とViaBTCの開発チームは記載しました。

しかし、Segwitにより提供されるソリューションのひとつは、ライトニングなど2層ソリューションへのインフラです。それにより、ビットコイン以外の幅広いサービスとアプリケーションの運用を可能にする門戸の解放が期待され、そして最も重要なのは、支払いチャンネルを使用することで取引手数料が非常に低額になる点です。.

ビットメインの見解と同様にViaBTCは、ライトニングと支払いチャンネルがおこなっていることは、チェーン上のダイレクトなピアツーピアから支払いチャンネルベースのトランザクションへの逸脱であり、トランザクションの中央集権化につながると主張しました。

今日に至るまで、ビットコイン・コア、業界、コミュニティはスケーリングのロードマップに対して率直な態度を取っています。トランザクション展性を除去し、ハードウェアウォレットへより優れたインフラを提供し、長期的スケーラビリティに向けて2層ソリューションへの業務プラットフォームを確立させることで、Segwitをアクティベートしてセキュリティ対策を強化しましょう。

スケーリングの議論については、ブロックサイズを2MBへ拡張する条件を考慮してマイナーたちがSegwitのアクティベートに同意したので、何らかの前進が見られ始めています。マイニングコミュニティが非技術的な理由により、Segwit単独のアクティベーションに反対していることを考えると、今後の数週間の間にビットコイン業界ではスケーリングに関して大きな前進のあることが予想されます。

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