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競争、技術、価格 – 我々が話さない事柄とその理由

Golemのオフィシャルブログに「On Competition, Technology, and Prices, or, Why We Do Not Speak About The Others」という記事が投稿されました。

「競争、技術、価格  –  我々が話さない事柄とその理由」という意味合いになります。

 

記事はこちらです。

英語がわかる方は、原文をお読み下さい。

https://blog.golemproject.net/on-competition-technology-and-prices-or-why-we-do-not-speak-about-the-others-b3d40adbb994

 

下記に日本語訳をシェアします。

内容は彼らのポリシーに関わる部分についてです。

一言で表現すると「我々はテクノロジーの開発にフォーカスしており、それ以外の事に力を割くのは時間の無駄であり、余計な誤解を生むことすらある」という感じでしょうか。

 

競争、技術、価格  –  我々が話さない事柄とその理由

 2016年11月11日、コンピューテーション市場の構造を根底から覆す技術の実現を見込んでいるEthereumコミュニティにより、Golemプロジェクトへの資金の供給が行われました。感慨深いのは、このコミュニティが、十分に野心的な前述の目標に加え、分散化がさらに進んだ、卓越したインターネットの構築という目標をも共有していると思われることです。我々が重視するのは、技術とそれを取り巻く持続的なビジネスモデルの実現であり、コミュニティから時々求められることがある、その他の多くの事柄ではありません。ここでは、それらが何であるのか、我々がなぜそれらを無視するのかについて説明します。

 

Golemプロジェクトのライバルと、ライバルによるICO/クラウドファンディング

主題: [担当者] Golemを引き継ぐ(プロジェクト名)

日付: 2017年6月14日(水) 09:36:52 +0200

送信元: (名前)@gmail.com

送信先: contact@golem.network

 

みなさん、こんにちは。

数多あるCrypto Newsのチャネルに何かを書きこむか、(プロジェクト名)を台無しにするか、どちらを選びますか。

これらのチャネル上で無言を貫くと、投資家の関心が他所に移ってしまいます。

テキストの入力は、それほど難しいことではありません。さもないと私のような人々がGNTを捨て、ライバルのICO (クラウドセール)に詰めかけるでしょう。

 

我々のポリシーは、とりわけクラウドファンディングよりも前の段階においては、可能な限りライバルと話さないことです。時間の無駄だからです。もう一度言いますが、我々がすべきことは、この技術の実現に向け、集中して取り組むことです。自称ライバルたちは、Golemとの差別化や、Golemよりもいかに優れているかを主張することに躍起になっています。これは明らかに戦略です。なぜならGolem と同等かそれ以下のプロジェクトに出資する必要はないからです。しかし実際のところ、Golemにおいても、その他のプロジェクトにおいても、開発者たちは、このビジョンの実現に苦戦しています。なぜなら困難だからです。現時点では、すべての問題の解決には至っていません。では、解決に向けた取り組みは行われているのでしょうか。そうは思えません。それを示すものが何も見えないからです。何かを解決したのなら、彼らはそれを発表するでしょうし、クラウドファンディングの必要はないでしょう。

 

我々は、間違いを犯さないように、あらゆるプロジェクトにおいて、興味深く、我々にとって価値があると思われる事柄を綿密に調査します。すでに、卓越したチームとのパートナーシップにより、分散化技術の実現に向けて共に取り組んでいます。私は、理性的に行動する相手(ライバルを含む)との協力の可能性を常に視野に入れており、類似技術の実現に向けて取り組んでいるチームの大半がまっとうであり、そのうちのいくつかは、最終的にGolemよりも良い結果を引き出すこともありえると考えています(もちろん、自分たちが最高であると信じていますが、それが贔屓目である可能性は否めません)。また、プロジェクトの中には、技術に関する調査を十分に行っていないか、特定のICOに関して胡散臭さやFUD (fear, uncertainty, doubt – 恐怖、不安、疑念)の感情を植え付けることに注力するあまり、その技術、あるいはGolemに関してさえ、十分に伝えられていないと思われるものもあります。そのようなことが頻繁に起こっているにもかかわらず、我々が、それについて話さない理由を説明します。

 

投機家とのやり取りは重要ではない

我々は投機家とはやり取りをしません。なぜならトレーダーや投機家とのやり取りは、実際の開発やコアテクノロジーの採用において重要ではないからです。ICOや価格に関するやり取りは、ICOや価格に関心がある人々との間でしか発生しません。これらの人々は、Golemのようなプロジェクトの採用とは何のかかわりもありせん。我々には、主流になるか(つまり、少なくともブロックチェーンスペース以外の何らかの興味深いサブコミュニティで成功を収めるか)、敗北するかのいずれかしかありません。そんな状況の中で、意味のない無関係の話(あるいはこれまでに10回はコメントしてきた本当の話)に没頭することは、時間の無駄でしかありません。我々は、プロジェクトのこの段階において、自らとコミュニティに2つの義務を課しています。それは定期的な進捗報告と、より広い世界を見据えた、事業開発およびコミュニケーション戦略である。

 

価格に関する話は有害である

その適例は、GNTの価格に関する話です。1週間前、私はある会議で価格に関するコメントを求められました。適切な答えなど提供できるわけがないことは、少し考えればわかります。私が何を言おうと、誤解する人や、まったく理解しない人は必ずおり、混乱を招くだけです。一生懸命に説明すればするほど、誤解が積もり、混乱が大きくなるでしょう。多くの時間を浪費するだけで、結局何も得られず、プロジェクトの信用を失うことにもなりかねません。ライバルのICOやクラウドファンディングのイベントに関する話も、同じような結果をもたらすでしょう。

 

注力すべき対象は技術のみ

我々がここでやろうとしていることは先端技術の創出であり、それをできる限り早急に、メインストリームの実用的技術にまで押し上げることです。それは実際に可能であると考えています。それが、我々がやろうとしていることであり、その方法を検討することが、時間の有効利用であると常々思っています。少なくとも、他のチームがブログに投稿した内容についてあれこれ話すよりも有益であることは確かであり、それが単にICOロジックに後押しされた行為であるとすると、本当に時間の無駄としか言いようがありません。 

また、このスペース(分野)においては、アイデアを検討、共有し、他者の経験や知識に基づいて技術を積み上げていくことが、概して有効です。ライバルに対する嫌悪感やFUDを植え付ける必要はありません、必要なのは、協力と、明晰な頭脳による、技術に関する成熟した話し合いです。今現在、Golemのコアチームの技術者5人が、ベルリンのSwarmサミットに参加しており、Ethereumスペースにおけるトップディベロッパー達とアイデアの交換に勤しんでいます。僭越ながら、これが将来の分散化技術に関する話し合いのあるべき形であり、ライバルを含むすべての人々が、このあり方を取り入れるべきであると思っています。

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